3日目:平泉

宿


平泉の観光について書く前に、宿について少し。
志羅山旅館といって、それほど大きくない旅館なのだが、
閑散期の平日に泊まったせいか、宿泊客は私1人のみ。風呂も食堂も貸切状態。
サービスも品数の多い食事も良かったし、平泉駅から徒歩5分と平泉観光に絶好の場所だけど、
楽天トラベルから予約すれば1泊7500円と、旅館にしてはお得な値段。
一ノ関近辺ならもっと安いビジネスホテルもあるが、こっちにして良かった。

毛越寺


まずは毛越寺(もうつうじ)へ。ここは美しい庭園で有名。


平安時代末期の藤原二代基衡の頃は、建物もたくさん建っていた立派な場所だったらしいが・・・


今は池と庭園が残るのみ。
それでも美しい庭園である事には違いない。しばらく散策してみる。


築山。海岸の岩山をイメージしたものらしい。


遣水(やりみず)。山水を池に取り入れるための水路。
人工的に作ったものなのに、まるで自然に作られたような景色。


荒磯をイメージさせる場所。
陸から突き出るように置かれた石の並び方も、まるで自然にできた美しさみたいだし、
水面に映る山や雲とのコントラストもきれい。

高館義経堂


こちらは高館義経堂(たかだち ぎけいどう)。
昔、源頼朝に追われて平泉にやってきた源義経は、この辺りに住んでいたという場所。
お堂の中には義経の像が祭られてる。


ここからの眺めは良い。手前は北上川、奥は束稲山。
写真はないけど、左側に視線を移すと、東北本線に列車が走るのも見えた。


義経堂の隣にあった宝物庫に展示してあった仁王像。
どこかユーモラスな感じの仁王像。にらまれても、あんまり怖くない。

中尊寺


続いて中尊寺へ。本堂や金色堂へは、この坂道を登っていく。
そんな急な坂ではないけど、数百mくらいは続くので、結構時間がかかる。


お目当ての金色堂。金で作られたお堂が吹きさらしなわけはなく、
お堂を別のお堂で囲むかたちになってるので、外からは全然見えません。
中も撮影禁止なので、自分の目でしっかり見てきました。
金色に光る仏像が隊列を組むようにたくさん並んでいて、なかなか荘厳な眺めでした。

平泉から一ノ関へ


この日は、厳美渓にも寄るつもりだったので、平泉駅から一ノ関駅まで移動。
平泉は有名な観光地だと思うのだが、ターミナル駅でないせいか、平泉駅は結構質素なつくり。
そういえば、奈良駅もそんな感じだった記憶があるな。


ちょうど大河ドラマで「義経」をやっているので、東北本線には義経の絵が描かれた列車も走っていた。
ちなみに列車のドアは、乗り降りする人が押しボタンで開閉操作するもの。
冬寒い地域では当たり前なのかもしれないが、慣れてないので戸惑った。

厳美渓


一ノ関駅からバスに乗って20分ほどで厳美渓(げんびけい)に到着。
川の流れで削られた岩と清流による渓谷美が楽しめる。
これで紅葉が始まっていたらもっと良かったのだが、紅葉はまだ先のようでした。残念。


厳美渓名物、郭公だんご。通称、空飛ぶだんご。
籠の中に代金を入れて、木槌で木の板をカンカンと叩いて合図すると・・・


籠がスルスルと対岸の店に戻っていき・・・


お団子とお茶を乗せて滑降してくる。


で、こっち側でお団子が食べられる、というわけ。動力やスピード調節は、店の主人の手だけ。
面白いなぁ、これ。


付近を散策していたら、こんなものを見つけた。
どうやら、オリエンテーリングのパーマネントコースのポストらしい。
利用している人がいるのか不明だが・・・。


こんなつり橋もあった。
歩くと揺れるし、水面まで高さもあるし、ちょっと怖い。


つり橋の上から撮った写真。
何にも捕まらずにカメラのファインダーを覗くと、怖さ倍増。

その後、またバスで一ノ関駅に戻る。

東京駅まで


一ノ関駅からは、東北新幹線のやまびこ号で東京駅まで帰る。
東京駅で200系とE2系が並んでたので撮ってみる。ちなみに私が乗ってたのは右のE2系。

これにて2泊3日の岩手旅行、終了。