編集後記

編集後記というか、今回の旅行に関する雑記。書きたいことをひたすら書く駄文なので、あらかじめご了承下さい。つまり、大したこと書いてなくて自己満足のために書いたので、読まなくても良いよというお断り。まぁ、いつもの日記と同じノリということで。

そもそも今回の旅行を思いついたのは、年を明けた頃から仕事が忙しくて、毎週のように休日出勤という状態が続いていたので、何日か休んでどこか旅行に行きたいという欲求がたまっていたから。大学を卒業する頃に一人旅の面白さに目覚めて以来、年に1・2回は旅行しているというのもある。前回が2004年7月の道東旅行で、半年以上旅行に行ってないので欲求不満気味でした。暇を見つけては日帰りで鎌倉とか行ってたりはしてたけど。

というわけで、仕事がひと段落したらどこかへ一人旅をするのは前から決めていた。問題は行き先。道東旅行では初めて寝台列車に乗って良かったので、今回も寝台列車で行きたいなぁと思っていた。前回が北なら、今度は南へ行こう、ということで九州あたりに決める。ちょうど寝台列車で行くのに十分な距離もあるし。東京発の寝台特急さくらの行き先である長崎が良さそうなので、行き先は長崎に決定。周遊きっぷの長崎・佐賀ゾーンもちょうど利用できるので、うまく使えば特急も乗り放題だし。

旅行のガイドブックも買って、長崎を起点として大まかに周る計画を立てた。が、仕事がなかなかひと段落しないうちに、寝台特急さくらは2005年3月のダイヤ改正で廃止に。4月になって、やっと休みが取れそうな状況になったので、周るルートはあまり変えずに乗る列車を変えることにした。その結果が、行きははやぶさ+途中乗り換え、帰りはあかつき+のぞみという今回のルート。結局寝台券が取れなくて、行きは富士、途中ではやぶさ乗り換えという変則的な乗り方になったけど。

当初は移動日を除いた3日間のうち、佐世保1日、長崎2日という配分だったのだけど、ガイドブックを眺めているうちに、雲仙にも行きたくなってきた。で、列車の時刻を調べてみると、佐世保から長崎へ移動するついでにまわれそうということが分かり、きっぷを買った後にルート変更を決定。その分、長崎市街を観光する時間が減ったのだが、主要な場所を巡るだけなら1日でも十分だったし、結局一番楽しかったのは雲仙の地獄巡りだったので、結果的には良かった。

でも、3日間にちょっと詰め込みすぎたかな、という感もある。その分朝早く出発して、次の宿泊地への到着も夜になってしまうし、ちょっと睡眠不足気味になってしまった。もう一日増やして、佐世保1日、佐世保から長崎への移動半日、長崎1日半、雲仙1日という具合だとちょうど良かったかも。休みの日数と予算的に、なかなか難しいのだけど。

今回の旅行には、新しく買ったデジカメを持っていった。道東旅行に比べて、写真が大きくて数も多いのは、そのせい。性能的にも機能的にも十分過ぎるものを持っているのだが、私が使いこなせなかった。特に暗い場所での撮影での失敗が多かった。露出を調節する機能は豊富なのだけど、何も考えずに撮ると暗めになってしまう。次の旅行までに使いこなせるようにならないと。一番良かったのは広角撮影機能で、後ろ大きく下がらなくても、広い範囲を撮れるのは便利だった。風景撮ったり、列車撮ったりするときに、思った通りの範囲が簡単に写せた。記録媒体がSDカードというのも私にとってはポイント高し。SDカードは、SDプレイヤーやPalmの媒体用に何枚か持ってるし、一緒に持っていったノートPCのThinkPad X40にはSDカードリーダが内臓されているので、接続ケーブルも不要だった。

今回は、列車の写真も結構撮った。JR九州の特急は個性的な車両が多いので、鉄道マニアでもない私でも見てて面白い。これが長じて、外見だけでなく内部構造や歴史とかにまで興味を持ち始めると、鉄ちゃんの仲間入りなんだろうな。

さて、今回の旅行は色々ありました。行った場所も佐世保に雲仙に長崎と、長崎観光のフルコースみたいなものだし、移動手段も寝台列車もあればローカル線もあり、密度の濃い旅行でした。密度が濃すぎて、あまりのんびりした旅行にならなかった点は反省点かな。今度はもうちょっと行き先を絞っても良いかも。さて、今度はどこへ行こうか。時期的には秋がちょうど良さそうだけど。