
まずは雲仙地獄を巡る。この写真は八万地獄と呼ばれているあたり。

こちらは小糸地獄。温泉が盛んに湧き出ている。
もともと雲仙は仏教修行の場所として開かれた場所らしく、こういう噴気と温泉が集まったところを地獄と呼んでいる。湯気と温泉が湧き出る音に囲まれていると、本物の地獄もこういう場所なのではないかと思ってしまう。

地獄と言えども桜は咲くらしい。もう4月の中旬なので、ほとんど葉桜だったけど、結構きれいな桜があちこちで見れた。もちろん、温泉が湧き出る場所からは離れた場所だけど。

猫もいる。完全に人に慣れてて、全くの無防備。頭なでても起きないし。

雲仙でもっとも激しく温泉が湧き出ている大叫喚地獄。温泉がボコボコと湧き出る音と噴気の迫力がすさまじい。写真の右下あたりでは、沸騰させた鍋のように勢い良く温泉が湧き出ていた。

地獄への入り口にはきれいな桜が咲いていた。
私にとっては地獄からの出口でしたが、なんだか印象的。

こんな場所もある。湯気が勢いよく出てると、通るのをちょっとためらってしまう。

ちょっと足を伸ばして原生沼まで行ってみる。
天然記念物らしいのだけど、この時期は花も咲いてないので、ただの狭い湿地にしか見えなかった。来た時期が悪かったかな。

温泉街付近を歩くと、足だけ入る温泉、足湯なるものがあった。ここは自由に利用して良いらしい。

せっかくなので、温泉に入る。安く済ますために100円で入れるこちらの浴場で。地元の人向けの浴場なので普通の銭湯という感じ。でもお湯は温泉だし、貸しタオルもあるし、ちょっと入るには十分。ただし石鹸やシャンプーはないので注意。
湯船はちょっと熱かった。しばらく入ってるだけで足が赤くなってしまった。その分、体は十分温まったけど。
浴場を出た後、近くの売店で買った温泉卵を食べて一休みしてから、バスで諫早駅まで戻った。